過ごしやすく、運動しやすい季節になり、健康やリフレッシュのため、ジョギングをされる方も多いのではないでしょうか。
ジョギングは、いつでも、どこでも手軽にできる運動ですが、ただ単に走ればいいというものではありません。
方法を間違えると、かえって身体を壊してしまうということにもなりかねないのです。
ランニング中や運動後、腰や股関節、膝などに痛みを感じたことはありませんか?
このような症状は、「ランニング障害」と呼ばれ、これは過度のランニングや、間違ったランニング方法から来る疲労や過労が、病的な状態にまで悪化してしまうことを指します。
ランニング障害は比較的経験の浅いマラソン愛好家に多く見られます。
走ることに慣れ、どんどんと走る速度や距離が増えていく過程で、気づかないうちにランニング障害を起こしているというケースが近年増えています。関節や筋肉への負荷のかけ過ぎが原因で、自己流の練習メニューや音楽を聴きながら走ることによる注意力の低下によって引き起こされることもあります。
これを放置していると、運動後だけではなく、ランニング中や日常生活の中でも痛みを感じるようになってしまいます。
まずは、きちんと体と会話しながら、無理のない練習をすることが大切です。
もしも腰や股関節、膝などに痛みを感じるときは、無理して続けずに、早めに整形外科を受診し、障害部位と原因を特定しましょう。
疲労骨折や半月板損傷、変形性関節症などは、ランニング時だけでなく日常生活にも支障となることが多く、スポーツドクターのいる整形外科を受診して治療する必要があります。
疲労骨折の初期などは、レントゲンなどでは分からないことも多く、フジモト整形外科ではMRIなど他の画像診断を併用することにより、早期発見し、患者様に症状、原因をご理解いただいて、しっかりとランニング制限やリハビリ治療に専念していただいております。
ランニングフォームやO脚、扁平足などによるランニング障害に対して、フォームの指導やテーピング、インソールの処方も行い、患者様が最短でスポーツ復帰できるようにお手伝いしております。
身体と会話しながら、ご自身にあったランニングを楽しみましょう。
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